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手前の民家の屋根はいまの瓦にふきかえられていますが、町並みはそのまま残っています。小さな入江に漁船、細く入り組んだ道、迫る山の緑。奥に見える赤い屋根の神社。

坊津町坊地区の光景


文・写真/岩崎磨紀子


2016年8月、久しぶりに訪れた夏の坊津の写真を集めたフォトブックをつくりました。これから、秋・冬・春版も制作しようと計画しています。



海や港、石畳の町並みや猫など、静かで美しい光景がたくさん収納されています。

全32ページ、写真61枚、A5サイズです。
プレゼント用につくりましたが、もしご希望の方がいらっしゃいましたら1部1500円でおわけいたします。

▼ご連絡はメールにてお願い致します。
info@cafedelaposte.tokyo
岩崎まで


▼店舗兼事務所
東京都世田谷区三軒茶屋1-20-5
カフェ・ド・ラ・ポスト三軒茶屋


写真/岩崎磨紀子




坊津の海岸を歩けばそこらじゅうに生えている草。

セリ科カワラボウフウ属の常緑多年草。


長命草(牡丹防風)と言って、昔から滋養強壮に良いとされている植物です。
ビタミンやミネラル、ポリフェノールやカロテンを多く含み、高い抗酸化作用、排尿促進や血流改善などにも有効なことが現代の医学で証明され、サプリメントなどにも利用されているようです。

坊津では、魚介類に加え、野菜や野草なども豊富にあり食料に困った歴史は無いようです。何もしなくても食べることができれば、のんびりしてしまいがちですが、坊津は古くからの交易拠点でお金を生み出す場所でもあったため、仕事や学問に力を注いだ土地でもあります。ここ出身の医者、政財界の人間が多いのもうなづけますね。


文・写真/岩崎磨紀子


朝6時、泊浦の突堤で釣りをしたときに撮影した1枚。

この湾内に住み着いている大中小のウミガメがあいさつにきてくれた。


海風はとても涼しく、釣り糸を垂れると色鮮やかな熱帯魚もひらひらと近づいてくる。

アオリイカ、小アジなど様々な魚が釣れるポイントから、出港していく船を撮影しました。



写真・文/岩崎磨紀子